体験レポート 〜法人会員限定ソーシャルアワー〜

読者の皆様はクレジットカードを持つメリットについて、どのような点を期待していますでしょうか? ポイント還元や提携店での割引など、いわゆるお得感のあるサービスを思い浮かべる方も多いと思いますが、クレジットカードの数ある特典のなかでも、お金に代えられない価値を持つのが会員限定のイベントです。ラグジュアリーカードでは法人口座決済用カード会員のみ参加可能な「法人ソーシャルアワー」を不定期で開催。厳選されたワインやシャンパンをテイスティングできるイベントで、会員同士の交流の場としても活用されています。筆者は10年以上クレジットカードの記者を続けていますが、こうしたイベントを開催しているカードは非常に稀。今回は2019年11月26日にフォーシーズンズホテル丸の内 東京で開催された「法人ソーシャルアワー」の様子をレポートします。

法人ソーシャルアワーとは?

ラグジュアリーカードでは2016年のサービス開始まもない頃から、会員のみ参加できるワインやシャンパンのテイスティングイベント「ソーシャルアワー」を開催しています。会場となるのは一流ホテルやバーラウンジ。2020年1月現在、東京ではフォーシーズンズホテル丸の内 東京、パーク ハイアット 東京、アンダーズ東京、ウィスキーバーCABIN、大阪ではコンラッド大阪の計5カ所が会場となっています。

「ソーシャルアワー」は各会場で毎月1回、平日の夜に開催。予約不要で、同伴者1名まで参加可能です。料金は当日のメニューによっても異なりますが、1名あたり2000〜3000円(税別)で、2〜3杯のドリンク、2〜3種類のフィンガーフードが提供されています。

「ソーシャルアワー」にはラグジュアリーカードのゴールドカード、またはブラックカード会員であれば、個人口座会員でも法人口座会員でも等しく参加できますが(大阪は期間限定でチタンカードでも参加可)、法人口座会員のみを対象としたイベントが「法人ソーシャルアワー」です。

「法人ソーシャルアワー」は会員同士の交流に重きを置いた内容となっており、こちらも予約不要で、同伴者1名まで参加可能。初の開催となった2019年11月26日は、チタンカード会員も参加可能(期間限定)で、料金は1名につき3500円(税別)となっていました。

第1回の会場はフォーシーズンズホテル丸の内 東京

第1回の「法人ソーシャルアワー」の会場となったのは、フォーシーズンズホテル丸の内東京の7階にある「MOTIF RESTAURANT & BAR」。普段なかなか訪れる機会がない場所でしたが、ホテルに入るなりスタッフの方が親切に案内してくれたこともあり、戸惑うようなことはありませんでした。そしてエレベーターで7階まで上がり受付へ。会場では通常営業も並行して行なわれているため、「法人ソーシャルアワー」に来場の旨を伝え、ラグジュアリーカードで料金を支払います。

MOTIF RESTAURANT & BARの詳細はこちら

料金を支払うと3枚のコインが渡され、これがドリンク交換チケットとなります。受付が終わり、店内の一部を貸切にした会場に案内されたら、店員に1枚目のコインを渡してドリンクを交換します。

厳選されたワインやシャンパンをテイスティング

この日は1杯目がシャンパン「ヴーヴ・オリヴィエ、セクレ・ド・カーヴ・ブリュットNV」。2杯目が白ワイン「カミーユ・エ・ローラン・シャレール、シャブリ2018」。3杯目は赤ワイン「シャトー・クロワゼ・バージュ、ラ・ガバール・ド・クロワゼ・バージュ2014」でした。

提供されるドリンクの銘柄は事前に告知もされていますが、どれも飲みやすい口当たりが印象的。当日も各ドリンクの解説シートが配られるので、普段ワインの選び方がわからないという人にも、参考になるのではないかと感じました。ちなみにドリンクはラグジュアリーカードが提携するワイン通販サイト「フィラディス」が厳選しており、来場者には「フィラディス」の割引クーポンのプレゼントもありました。

フィラディスはこちら

名物「和牛ミニバーガー」など4種のフィンガーフード

この日は4種類のフィンガーフードが提供されました。そのなかでも和牛ミニバーガーは絶品。「ソーシャルアワー」でも定番となっているメニューで、これを食べるために来場するという会員も少なくないそうです。料理はすべて、フォーシーズンズホテル丸の内 東京でルームサービスや婚礼宴会なども手掛ける浅野裕之ヘッドシェフが担当しています。

「ソーシャルアワー」は基本着席で、料理も店員が運んできますが、「法人ソーシャルアワー」は基本立食で、料理はビュッフェ形式での提供でした。ただし、座席が空いていれば着席も可能で、この日は初回で多めに座席が用意されていたため、結果的に全員が着席できました。ちなみに窓際の席からは東京駅のホームを上から一望でき、高層ビルが立ち並ぶ夜景の美しさも魅力。オフィスビルの窓から漏れる無数の光を眺めていると、まるで戦場から解放されたような気持ちになり、日々の仕事の疲れが癒えると同時に、また明日からもがんばろうと心新たにさせてくれます。

ラグジュアリーカード社員も同席して来場者同士が交流

イベントには経営者が部下とともに来場する姿が目立ち、幅広い業種の方々の情報交換の場となっていました。また、ラグジュアリーカードの社員も同席しており、会場では会員同士で自然と会話が生まれるテーブルもあれば、ラグジュアリーカードの社員が間に入って交流が始まるテーブルもあり、名刺交換が行なわれている場面も数多く見られました。ちなみにラグジュアリーカードの社員たちにとっても、会員の声を直接聞ける貴重な機会となっているそうです。

イベントは18時から20時の2時間に渡って開催されましたが、最終受付時間(この日は19時半)までであれば、何時に来ても問題ありません。ただし、来場者多数の場合は、席が空くまで待つこともあるそうです。また、終了時間を待たずに退出することも可能なため、早めに来て早めに帰る会員もいました。

毎月開催されている「ソーシャルアワー」では、終了時間に合わせてディナーの予約を取り、そのまま「MOTIF RESTRAUNT & BAR」で食事を楽しんで帰る上級者もいるとのこと。なお、「MOTIF RESTRAUNT & BAR」は、ラグジュアリーカードのコンシェルジュデスクを通してディナーコースを予約すると、ひとつ上のコースにアップグレードされる特典を受けられます。

まとめ

「法人ソーシャルアワー」は厳選されたワインやシャンパン、一流シェフによるフィンガーフード、そして美しい夜景を味わいながら、会員同士の交流も図れるイベント。法人カードは一般的に、ビジネスに役立つ付帯サービスは数多く備わっていますが、こうしたイベントが開催される例は非常に少なく、ラグジュアリーカードの大きな特徴となっています。

他業種の経営者と話をすることで、新しいビジネスのアイデアが浮かんだり、ビジネスの協業につながったりする可能性も十分に考えられるでしょう。法人決済用カードは年会費を経費計上できますが、調査費用や営業費用という捉え方をすれば、10万円(ブラックカードの場合)という年会費も決して高いと言い切れるものではありません。情報収集に役立てるもよし、普段なかなか行かない店に足を運ぶきっかけにするもよし、人脈と見聞を広げるために、ラグジュアリーカードを活用してみてはいかがでしょうか?