記念日にも、いつもの時間も。青山グランドホテル「THE BELCOMO」で過ごすディナー体験

THE BELCOMO

ホテルダイニングというと、記念日など特別な日に選ぶ場所、というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし今回は、ラグジュアリーカードの優待「ラグジュアリーダイニング by LC」に長く気になっていた東京・港区にある青山グランドホテルの「THE BELCOMO(ザベルコモ)」があることを知り、訪れてみました。

その夜は、料理や空間だけでなく、「誰と、どんな時間を過ごすか」まで含めて印象に残る体験になりました。

街に開かれたホテルダイニング「THE BELCOMO」

表参道と青山の中間にたたずむ「青山グランドホテル」は、「都会に暮らすように滞在する」をコンセプトにしたライフスタイルホテル。宿泊者のためだけの閉じた空間ではなく、レストランやバーを目的に街の人が集い、ホテル全体がひとつの“場所”として機能しています。

青山グランドホテル4階にある「THE BELCOMO(ザベルコモ)」 は、ホテルの“顔”とも言えるオールデイダイニング。イタリアンを軸にしながら、ジャンルにとらわれない多国籍な料理と、時間帯によって表情を変える空間で、宿泊客と街の人を自然につないでいます。

2020年のホテル開業当初からザベルコモの存在は知っていて、ずっと気になっていたレストランでした。
公式サイトで写真を見たときから、この空間に惹かれていたのです。いわゆる「とにかく高級感があればいい」というラグジュアリーではなく、感度の高い大人が心地よく過ごせるバランス。
背伸びをしなくても自然に馴染めるのに、日常とはきちんと線が引かれている。その絶妙さが、画面越しにも伝わってきました。

そんな場所だからこそ、「今行ってみよう」と背中を押してくれたのが、ラグジュアリーカードのダイニング優待「ラグジュアリーダイニングby LC」。十数年来の友人を誘って、出かけることにしました。

人を誘いたくなる理由が、自然と揃っている空間

デザイン性の高いライフスタイルホテルだからこそ、ホテルエントランスに足を踏み入れた瞬間から体験は始まっています。

扉の内側に入った瞬間から独自の世界観に取り込まれ、この先にどんな空間が待っているのか、気持ちが高揚していく。そんな感覚がありました。

4階でエレベーターを降りると、目の前に広がるのがザベルコモ。東京タワーを望む窓際席、中央に鎮座するバーを囲むカウンター、落ち着いて語らえる奥の席やテラス席まで。そうした多彩な表情が洗練された大人の空間をつくり上げています。

間接照明に照らされたシックな空間ではあるものの、ほどよい抜け感があるのも魅力。高級感とカジュアルさ、上品さと遊び心のバランスが絶妙で、自然と非日常へと気持ちが切り替わっていきます。

空間に足を踏み入れると、オープンキッチンから漂う香ばしい香りに鼻をくすぐられました。その香りと、キッチンスタッフがテキパキと動いている光景だけで、この後の時間への期待がさらに高まっていきます。

ラグジュアリーカードのコンシェルジュ経由での予約だったからか、コース利用だったからか、あるいは予約のタイミングによるものか。理由はわかりませんが、店内奥の窓際の落ち着いた席へ案内され、よりゆったりと会話を楽しむことができました。

軽やかに、深く。記憶に残るコースの流れ

今回注文したのは、前菜2種、パスタ、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶、パンからなる「THE BELCOMO ディナーコース」。

リースリングのドイツワイン

乾杯の一杯には、リースリングのドイツワインをチョイス。きりっとした酸に、わずかに感じるスパークル感が心地よく、一日の疲れがほどけていくようでした。

前菜の鮮魚のカルパッチョは、ひと口目から素材の鮮度の高さが伝わってきます。臭みは一切なく、身は締まり、プリッとした食感。

前菜の鮮魚のカルパッチョ

みょうがの爽やかさが全体を引き締めていて、白ワインとよく合いながら、どこか和のニュアンスも感じさせます。

続くアボカドとブロッコリーのバジルマリネは、軽やかさの中に奥行きがある一皿。

アボカドとブロッコリーのバジルマリネ

アボカドのまろやかさのあとにアンチョビの風味が後を引き、ピスタチオの食感がアクセントに。ローズマリーの香りが、後味をすっと整えていました。

パスタは、ベルコモの定番メニューでもあるクラシックボロネーゼ キタッラ。

ベルコモの定番メニュークラシックボロネーゼ キタッラ

断面が四角いキタッラは、もちもちとした食感でソースの絡みがよく、濃厚なボロネーゼの旨みをしっかりと受け止めます。前菜までの軽やかさから、ここでディナーの流れがぐっと深まる感覚がありました。

メインの赤城和牛サーロインのグリルは、やわらかく、噛むほどに甘みが広がります。

メインの赤城和牛サーロインのグリル

同行した友人が「ジューシーなのに全然重くないね。すごく上品」と思わず声にしたのが印象に残っています。料理だけでなく、その時間そのものが自然と記憶に残っていく。そんな一皿でした。

デザートは、松崎牧場のリコッタジェラートとマチェドニア。
松崎牧場のリコッタジェラートとマチェドニア

柿やイチジクなど、果物それぞれの食感と風味が重なり合い、食後の余韻をやさしく締めくくってくれます。ボロネーゼとサーロインを味わった後、口の中を爽やかに中和してくれる感覚がありました。

人数が増えても使いこなせるダイニング優待

今回利用したのは、ラグジュアリーカードの「ラグジュアリー・ダイニング by LC」に掲載されている「THE BELCOMO ディナーコース」。

  •  料金:一人 8,500円(税込・別途サービス料10%)
  •  内容:前菜2種、パスタ、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶、パン

このコースをラグジュアリーカードのコンシェルジュ経由で、2名以上で予約すると、以下の優待が適用されます。

  •  2名で1名分無料
  •  4名で2名分無料
  •  6名で3名分無料(最大6名まで)

正直なところ、この優待内容を知ったときは驚きました。
他のハイステイタスカードでも似たダイニング優待はありますが、対象コースが1人2万円、3万円というケースが多い印象だったからです。その点、この価格帯でこの優待は、かなり使いやすいと感じます。

特別すぎないから、また来たくなる

カクテル

ザベルコモは、記念日など特別な機会のためだけのレストランではありません。気心知れた友人や家族、恋人、日頃お世話になっている人とのいつもの時間を、ワンランク上に引き上げてくれる場所だと感じました。

肩肘張らずに上質を楽しめる。そんなバランスの良さが、ザベルコモの一番の魅力なのかもしれません。

そして、ラグジュアリーカードの優待が受けられるからこそ、ワインのグレードを上げたり、大切な人に気兼ねなくごちそうしたりと、選択肢も広がります。

今回招待した友人からも「素敵なお店に呼んでくれてありがとう」と好評でした。ラグジュアリーカードが長年の友人との関係性をさらに深めてくれた。そんな感覚がありました。

※本記事で紹介している優待内容および対象店舗は、2026年3月時点のものです。※優待サービスは予告なく変更・終了、または対象外となる期間(クリスマスや年末年始、お盆期間など)がございます。最新の優待状況や詳細な利用条件については、ラグジュアリーカード公式アプリ、ホームページ、またはカスタマーサポートにてご確認ください。