ラグジュアリーカードで利用できる電子マネーとQR・バーコード決済とお得な技の紹介。

最近は電子マネーやQR/バーコード決済が使える店も増えていますが、いちいち現金でチャージするのは面倒だと感じている人も多いのではないでしょうか。残高にチャージをする際は、クレジットカードを紐付けておけば、スマートフォン上で完結できて時間を効率的に使えます。では、そのクレジットカードはどのように選べばいいでしょうか。

数多くの電子マネーとQR・バーコード決済。何を使えば一番お得?

現在は数多くの電子マネーやQR/バーコード決済が乱立していますが、残高へのチャージに対して相性のよいクレジットカードは、決済サービスごとに異なります。そのため、すべての決済サービスで最適なカードを使おうとすると、何枚もカードを作らなければならなくなってしまいます。

また、一方で、クレジットカードによっては特定の決済サービスに対するチャージはポイント付与の対象外だったり、上限が設けられていたり、そもそもチャージ自体に対応していない場合もあります。何枚もカードは持ちたくない、でもポイントはできるだけ貯めたい。そうした人は、どの決済サービスに対しても高い還元率でポイントが貯まるカードを持つことをおすすめします。ラグジュアリーカードの場合、楽天Edyとnanacoを除く電子マネーおよびQR/バーコード決済は、すべて通常のショッピングと同様にポイントが貯まり、上限もありません。

ラグジュアリーカードにはゴールドカード(Mastercard® Gold Card™)、ブラックカード(Mastercard® Black Card™)、チタンカード(Mastercard® Titanium Card™)と招待制のブラックダイヤモンド(Mastercard® Black Diamond™)の4種類があります。ブラックダイヤモンド以外の3券種のポイント還元率は以下のようになります。

  • ゴールドカード:月間利用金額200円につき3ポイント(還元率1.5%)
  • ブラックカード:月間利用金額200円につき2ポイント+利用明細ごと400円につき1ポイント(還元率1.25%)
  • チタン:カード:月間利用金額200円につき2ポイント(還元率1.0%)

テクニック!無駄のないチャージ金額はいくら?

上記の還元率の通り、ブラックカードは400円の倍数でチャージすると無駄がありません。1000円単位でしかチャージできない決済サービスの場合は、2000円単位でチャージすることを心がけましょう。それでは以下に主要な決済サービスにチャージする方法を紹介します。

主要決済サービスのラグジュアリーカードチャージ方法

Suica

iPhoneまたはおサイフケータイに対応するAndroidのSuicaであれば、ラグジュアリーカードからチャージが可能です。iPhone(Apple Pay)の場合、Walletアプリでは1円から、Suicaアプリでは500円からチャージでき、事前にチャージ用カードの登録をしておく必要があります。

Androidの場合は、Google Payアプリでは1円から、Suicaアプリでは500円からチャージでき、こちらも事前にチャージ用カードの登録をしておく必要があります。なお、Androidはau PAYアプリでもSuicaを利用でき、この場合はau PAY残高を使って1000円からSuicaにチャージすることができます

PASMO

こちらもiPhoneまたはおサイフケータイに対応するAndroidのPASMOであれば、ラグジュアリーカードからチャージが可能です。iPhone(Apple Pay)の場合、Walletアプリでは100円から、PASMOアプリでは500円からチャージでき、事前にチャージ用カードの登録をしておく必要があります。Androidの場合は、Google Payアプリでは1円から、モバイルPASMOアプリでは500円からチャージでき、事前にチャージ用カードの登録をしておく必要があります。

PayPay

PayPayはクレジットカードを登録すると、チャージすることなく支払いができます(ネット払いなど一部支払いを除く)。PayPayは通常、チャージした残高から支払いをすると0.5%(利用状況により最大1.5%)のPayPayポイントが貯まるため、登録したラグジュアリーカードから支払いをしたほうが還元率は高くなります。ただし、クレジットカードからの支払いでは適用されないキャンペーンもあるので、その点は注意が必要です。

登録したクレジットカードからの支払いは、本人認証が未設定の場合は30日間で5000円が利用上限となりますが、本人認証を設定すると24時間で2万円、30日間で5万円に利用上限がアップします。また、アカウントに青いバッヂがついている場合は、24時間および30日間で25万円に利用上限がアップします。なお、青いバッヂの表示条件はセキュリティの都合で非公開となっています。

d払い

d払いはクレジットカードを登録すると、チャージすることなく支払いができます(請求書払いなど一部支払いを除く)。d払いは通常、チャージした残高から支払いをすると0.5%のdポイントが貯まるため、登録したラグジュアリーカードから支払いをしたほうが還元率は高くなります。ただし、クレジットカードからの支払いでは適用されないキャンペーンもあるので、その点は注意が必要です。

登録したクレジットカードからの支払いは、本人確認が完了していない場合は月5万円が利用上限となりますが、本人確認が完了していれば月50万円に利用上限がアップします。

楽天ペイ

楽天ペイはクレジットカードを登録すると、チャージすることなく支払いができます。利用上限は24時間で50万円。クレジットカードからの支払いでは適用されないキャンペーンが一部あるため、その点は注意が必要です。

au PAY

au PAYは事前にチャージした残高から支払いをしますが、ラグジュアリーカードからもチャージ可能です。1回3000円から10万円までチャージでき、月25万円がチャージ上限。残高の上限は100万円で、利用上限は1回30万円、1日50万円となります。

テクニック!au PAYならポイント二重取り

au PAYはアプリで払込票のバーコードを読み取ると、公共料金などの支払いに使えることも多く、その際は0.5%のPontaポイントも貯まります。そのため、チャージと支払いの両方でポイントを獲得することが可能です。

まとめ

どの決済サービスもクレジットカードを紐付けて使えば、スマホ上でチャージできたり、そもそもチャージの必要がなくなったり、手間を最小限に抑えられます。また、さまざまな決済サービスを利用すると、どこにいくら使ったのかわかりにくくなってしまいますが、同じカードに紐づけておけば管理しやすくなり、ポイントが分散することも防げます。手間は減らしてポイントは増やす。電子マネーやQR/バーコード決済を利用する際は、クレジットカードを上手に活用しましょう。

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