マネーフォワードクラウドと法人カードを連携させる方法を解説!
マネーフォワードは法人向けのクラウド会計ソフトです。マネーフォワードクラウドを法人カードに連携させれば、経費業務の効率化を図ることができます。しかし、どのようにデータを連携するのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、マネーフォワードクラウドと法人カードを連携させる方法をわかりやすく解説します。
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マネーフォワードクラウドとは?
マネーフォワードクラウドとは、株式会社マネーフォワードが提供する、法人向けクラウド会計ソフトです。業界3大トップ企業としてシェアを占め、個人事業主から、従業員が50人以下の中小企業、上場している大手企業まで、幅広いユーザーに利用されています。
数ある会計ソフトの中でも、業界最安値級の安価な料金プランと豊富な機能が特徴です。自動仕訳機能が搭載されており、カードの取引情報を自動的に適切な勘定科目に分類します。そのため、日々の仕訳を入力するだけで、貸借対照表や損益計算書などの決算書類を簡単に作成することが可能です。会計・経理業務はもちろん、事務業務の効率化を図れます。
また、マネーフォワードクラウドでは、複式簿記形式で帳簿を作成するので、使っていくうちに自然と簿記の理解を深められます。慣れないうちは「複式簿記なんて難しそう」と思うかもしれませんが、サポート体制が整っているので安心です。操作でわからないことがあれば、メールやチャットで相談できます。
マネーフォワードクラウドは法人カードと連携させることが可能!
マネーフォワードクラウドは、法人カードとの連携が可能です。両者を連携させることによって、以下のようなメリットがあります。
- 経理処理が効率化され楽になる
- 手入力による入力ミスが減る
- 簡単に帳簿付けができる
経理処理が効率化され楽になる
法人カードとマネーフォワードクラウドを連携することで、カードの明細データを自動で取り組むことができます。日付や金額、相手先などの情報をわざわざ手入力する必要がありません。経理業務の手間が省け、経費管理が楽になります。忙しい経営者にとって、経費精算にまつわる時間やコストを削減できることは大きなメリットです。
法人代表者の場合は、従業員に追加カードを持たせておけば、経費はすべて法人カードに紐付いている口座からまとめて引き落とされます。出張時などの経費を仮払いしたり、立て替えてもらったりする必要がなくなるため、従業員の金銭的負担や経費申請の手間が軽減されると同時に、経理業務の負担を減らせます。
さらに、マネーフォワードクラウドでは自動仕訳ルールを設定できます。自動設定ツールとは、自動仕訳機能をより便利に活用できる機能です。登録した仕訳の内容(科目、摘要)を記憶して、次に同じような取引が発生した場合に、前回の内容を元に勘定科目を自動的に推測し、仕訳候補を提示します。この自動仕訳ルールは自分で作成することも可能です。独自のルールを設定することで、さらなる効率アップを目指せるでしょう。
手入力によるミスが減る
経理業務は正確性を求められる仕事ですが、手作業で行うとどうしてもミスが出てしまいます。マネーフォワードクラウドを法人カードと連携することで、カード明細の自動入力が可能です。手入力による入力漏れ・入力ミスを防げるので、ヒューマンエラーを減らせます。確認作業の軽減にもつながるでしょう。業務の効率化が実現し、時間の節約にもなります。
簡単に帳簿付けができる
個人事業主を含め、全ての事業者は、確定申告・決算に向けて帳簿付けが義務付けられています。しかし、開業したばかりで、正しい帳簿の付け方がわからないという方もいるのではないでしょうか。マネーフォワードクラウドと法人カードを連携させれば、貸方や借方などの会計の概念をよく理解できなくても経理処理を行うことが可能です。万全なサポート体制により、未経験でも簡単に日々の経理業務や確定申告をすることができます。
マネーフォワードクラウドと連携できる法人カード
マネーフォワードクラウドは、銀行、クレジットカード、電子マネー・プリペイドなどと で、その対応数の多さが魅力です。もちろん法人カードとも連携できます。マネーフォワードクラウドに対応している法人カードの種類は明らかになっていませんが、1ヵ月無料トライアルを利用すれば、手持ちのカードと連携できるどうかを簡単に調べられます。
ラグジュアリーカードはマネーフォワードクラウドと連携できる法人カードの一つです。チタンカード、ブラックカード、ゴールドカードの3種類から選べます。会計ソフトと自動連携させることで、仕訳処理などの負担を軽減し、非効率な業務を改善することが可能です。
通常、法人カードのポイント還元率は0.5%程度といわれていますが、ラグジュアリーカードは常時1.0%〜1.5%の高還元率を誇ります。税金や公共料金の支払いでも還元率は変わりません。
※2024年4月より税金決済時のポイント進呈方法変更
経費処理をラグジュアリーカードに1本化することで、ポイントがどんどん貯まります。
また、ラグジュアリーカードには、ダイレクトにつながる24時間365⽇対応のコンシェルジュサービスや、出張などで飛行機を利用する際に1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パス、会員間のビジネス機会を創出する会員同士のネットワーキングや、LCカード会員へ自社ビジネスを無料で紹介できる紹介できるサービスなど、ビジネスに役立つ特典が充実しています。
経費精算を簡略化でき、海外出張や会食などの手配もコンシェルジュにすべて任せられるので、その分業務に集中できるでしょう。手厚い旅行傷害保険が自動付帯されているので、出張先で万が一の事態が起こっても安心です。ビジネスをさらに飛躍させたい経営者・個人事業主の方におすすめのカードです。
マネーフォワードクラウドと法人カードを連携させる方法を解説!
上記にも記載していますが、マネーフォワードクラウドは連携できるクレジットカードを公開していません。契約後に連携ができなかった…ということにならないためにも、1ヵ月の無料トライアル期間で、ご自身の法人クレジットカードが連携できるか確認することをおすすめします。
マネーフォワードクラウドと法人カードを連携させる方法は簡単です。ただし、事前に次の条件を満たしていることが前提となります。
- クレジットカードのWEB明細サービスへ登録済みであること
- WEB明細にログインが可能であること
最近は自然環境保護推進の観点から、紙の明細書を有料化し、WEB明細を推奨するクレジットカード会社が増えてきました。しかし、まだ紙の明細書で確認しているという方もいるかもしれません。法人カードを連携する場合、紙の明細書からWEB明細に切り替えておく必要があります。あらかじめ手続きを済ませておきましょう。WEB明細サービスへ登録後、サイト上でログインできたら準備完了です。
マネーフォワードクラウドのカード連携方法は、たったの3ステップで完結します。
- ホーム画面の「データ連携」をクリックする
まずは、マネーフォワードクラウドのサイトにアクセスし、ホーム画面の「データ連携新規登録」を選んでクリックします。 - 連携したいサービス(クレジットカード)を選択する
次の画面で「クレジットカード」のタブをクリックし、マネーフォワードクラウドと連携したいカードを選びます。一覧に該当のカードが表示されていない場合、検索窓からキーワード検索してください。 - IDやパスワードなど連携に必要な情報を入力する
カードを選択すると、連携先の認証画面に移動します。案内に従ってカードのWEBログインIDやパスワードを入力し、認証手続きをしましょう。カードが認証されたら、マネーフォワードクラウドとの連携は完了です。
連携できない場合は?
うまく連携できないのであれば、ステップ3で入力したIDやパスワードが間違っている可能性があります。ここで入力するのは、マネーフォワードクラウドのIDやパスワードではないことに注意が必要です。連携したいクレジットカードのWEB明細ページにログインするIDとパスワードを入力しましょう。
WEB明細サービスに登録していないと、ID・パスワードが設定されていないため、連携がそもそもできません。WEB明細に登録が済んでいるのに連携できない場合は、クレジットカードのIDとパスワードを再確認してください。
まとめ
マネーフォワードクラウドを活用する場合は、法人カードと連携することがおすすめです。カードの利用明細が自動で取り込まれ、仕訳まで完了するので、面倒な経理作業を大幅に軽減でき、手入力によるミス防止にも役立ちます。
マネーフォワードクラウドは、ラグジュアリーカードをはじめ、多くのクレジットカードや銀行に対応しています。たった3ステップで、簡単に連携することが可能です。今回の記事を参考に、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。