法人カードをおすすめしたい3つの理由を解説！ラグジュアリーカード独自のメリットも紹介！
法人カード（ビジネスカード）とは、経営者（法人代表者）や個人事業主に対して発行されるクレジットカードです。個人カードとは別に、事業用のクレジットカードを作成することで、さまざまなメリットを得られます。しかし、どのような特長があるのかよく分からず、法人カードの申し込みに踏み切れないという方もいるようです。ここでは、法人カードをおすすめしたい理由について、個人カードとの比較を交えながら、わかりやすく解説します。ビジネスシーンで幅広く活躍する、ラグジュアリーカード独自のメリットも紹介しますので、便利に使える法人カードをお探しの方はぜひ参考にしてください。
法人カードと個人カードの違い
これまで個人向けクレジットカードを利用してきた方は、「わざわざ法人カードを作成する必要があるのか」と疑問に思うかもしれません。そこでまず、個人カードとの違いについて4つの項目に分けて解説します。
- 申込書類
- 審査
- 支払い口座
- 追加カード
これらについて、以下で詳しく見ていきましょう。
申込書類
個人としてクレジットカードを申し込む際は「本人確認書類」と「銀行口座情報」が必要です。本人確認書類として、運転免許証、健康保険証、パスポート、個人番号カード（顔写真付き）などが使用できます。法人カードの場合、申込者である代表者の本人確認書類に加えて「印鑑証明書もしくは登記簿謄本」などの提出が必要になることがあります。しかし最近では、代表者の本人確認書類さえあれば、申し込みができる法人カードも増えています。
審査
法人カードの審査では、個人の信用力だけでなく、法人としての信用力もチェックされる場合もあります 。ただし、法人カードの審査であっても、あくまで代表者個人の信用が審査に影響するため、比重は同等ではありません。法人の実態を確認する材料の一つとして、登記情報を見られることにも留意しておきましょう。
法人カードの審査について詳しく知りたい方は、下記リンクをチェックしてください。
支払い口座
個人向けのクレジットカードは、法人用の銀行口座を引き落とし先に設定することはできません。法人カードなら、引き落とし口座に法人口座を指定することが可能です。
追加カード
個人カードの追加カードは、親、配偶者、子どもなど、対象者が限られてしまうケースがほとんどです。一方、法人カードの多くは、血縁関係がない従業員に対しても追加カードを発行できます。ただし、発行できる枚数はカード会社によって異なるので、法人カードを申し込む前に確認しておきましょう。
法人カードと個人カードの違いについて、こちらでも詳しく紹介しています。
法人カードをおすすめしたい3つの理由
法人カードにはビジネスに役立つさまざまなサービスが付帯しています。法人カードをうまく活用すれば、経理などのバックオフィス業務の負担を軽減することが可能です。その結果、本業に集中できる時間が増え、ビジネスの更なる発展を期待できるでしょう。法人カードの具体的なおすすめポイントには次のようなものがあります。
- 経費を一括で管理できる
- キャッシュフローを改善できる
- ビジネス向けの付帯サービスを活用できる
以下で詳しくご紹介します。
経費を一括で管理できる
法人カードを利用する最大のメリットは、経理作業の負担を大幅に軽減できることです。法人カードは、従業員一人ひとりに追加カードを発行できます。出張や接待などで支払いが発生したときに、それぞれが追加カードを使って経費を精算すれば、立替金の精算や仮払いの手間が省け、経費精算の効率化が可能になります。カードの利用明細を確認することで「いつ、誰が、どこで、いくら経費を使ったのか」を一括管理することが可能です。従業員がいない個人事業主も、公私の支払いを分けて管理することで、確定申告時の労力は大幅に削減できるでしょう。
キャッシュフローを改善できる
法人カードは、個人向けのクレジットカードに比べて、 キャッシュフローにゆとりが生まれるのが特長です。毎月決まった日に銀行から引き落とされるので、資金の流れを明確に把握できるようになります。
ビジネス向けの付帯サービスを活用できる
法人カードには、出張に役立つ移動手段のチケット予約優待や、会計ソフトの割引利用など、ビジネスシーン向けのさまざまなサービスが付帯しています。それらを有効活用すれば、ビジネスを飛躍させることも可能です。カード会社によって受けられるサービスや特典は異なるので、内容をしっかり吟味して、自分に合った1枚を選んでください。
せっかくならメリットの多い法人カードを選びたい。そんな方におすすめなのがラグジュアリーカードです。ラグジュアリーカードなら、上記のメリットをすべて享受できます。あなたのビジネスを後押ししてくれる存在となってくれるでしょう。
法人ラグジュアリーカードの独自のメリットを紹介
これまでの一般的なメリットに加えて、ラグジュアリーカード独自のメリットをご紹介します。ぜひカード選びの参考にしてください。
- カード会員限定の経営者交流コミュニティが人脈作りに最適
- 事前入金サービスで最大9,990万円まで決済可能
- 個人クレジットカードの特典もそのまま使える
ラグジュアリー の経営者交流コミュニティが人脈作りに最適
クレジットカードで人脈作りができると聞くと、驚くかもしれません。ラグジュアリーカードには「ネットワーキング特化型ソーシャルアワー」というラグジュアリーカード会員限定のコミュニティサービスが用意されています。他のカードにはないユニークな特典です。
「ネットワーキング特化型ソーシャルアワー」とは、ラグジュアリーカード会員同士をつなぎ合わせ、ビジネスマッチングを支援することを目的とした優待イベントです。月に1回、厳選されたホテルやバーで、ワインを片手に会話を楽しめます。ラグジュアリーカードという共通点があると話が盛り上がりやすく、お互いの距離感も縮めやすいもの。新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。良質な出会いが期待できます。
事前入金サービスで最大9,990万円まで決済可能
「事前入金サービス」とは、法人カードで利用したい金額を事前入金（デポジット）することで、利用限度額を超えた大きな金額の決済ができるようになるサービスです。事前入金サービスを利用すると、最⼤9,990万円までカード決済が可能になり、しかもポイントが貯まります。ポイント還元率は通常のショッピングと変わりません。ラグジュアリーカードはかなりの高還元率カードなので、⾼額になりがちな支払いや納税もお得に決済できます。
個人クレジットカードの特典もそのまま使える
法人カードには、ビジネス向けの特典が豊富に備わっています。その反面、個人向けクレジットカード用の特典を利用できないケースがあるので注意が必要です。たとえば、一般的な法人プラチナカードの多くは個人向けの特典が付帯されていないケースが多くあります。その点、ラグジュアリーカードなら、国内外の一流ホテルホテル優待や全国映画館映画鑑賞券のプレゼントなどの個人用の特典も余すことなく享受できます。ビジネスからライフスタイル、趣味、遊びまでフルサポートされるため、福利厚生の一環としても活用できます。法人カードの充実したサービスを受けながら、個人カードの特典もそのまま使いたい方におすすめです。
あなたに最適なラグジュアリーカードを
ラグジュアリーカードは、縦型金属性のデザインと日本では数少ないMastercard®︎の最高位「ワールドエリート」のステータスを保有するカードです。ラグジュアリーカードをこれから申し込む方は「Mastercard® Titanium Card™（チタンカード）」「Mastercard® Black Card™（ブラックカード）」「Mastercard® Gold Card™（ゴールドカード）」の3種類から選べます。それぞれの年会費や特典の違いを以下にご紹介します。あなたに最適なカードを見つけてください。
チタンカード – Mastercard® Titanium Card™
ラグジュアリーカードの中では、エントリーカードの位置づけです。ブラッシュド加工を施したシルバーが、スタイリッシュかつモダンな雰囲気を漂わせ、デザインはチタンが一番かっこいい、という方も多い一枚です。年会費は本カード会員55,000円（税込）と、ブラックカード、ゴールドカードに比べて入会しやすい価格です。審査や年会費が気になる方は、まずはチタンカードでラグジュアリーカードの良さを実感し、それからランクアップするのもいいでしょう。24時間対応のコンシェルジュサービスやネットワーキング特化型ソーシャルアワーなど、ハイレベルな特典がしっかり付いています。
チタンカードの主な付帯特典
- キャッシュバック還元率1.0%
- 電話（自動音声応答なし）＆メール対応コンシェルジュ
- ネットワーキング特化型ソーシャルアワー
- プライオリティパス
- 最⾼2億円の海外旅⾏傷害保険⾦
- レストランのアップグレード
- レストラン所定コース2名予約で1人無料
- カフェ・ワインバー優待
- 映画鑑賞券のプレゼント 1枚まで/月
- 国立美術館の無料鑑賞（所蔵作品展）
ブラックカード – Mastercard® Black Card™
ラグジュアリーカードの中ではミドルクラスの位置づけで、多くの方に選ばれているシグネチャーカードです。しっとりと落ち着いたマット感のあるブラックが、シックで上質な印象をもたらします。年会費は本カード会員110,000円（税込）。ゴールドカードよりも10万円以上安価でありながら、ライブチャット機能を通じたコンシェルジュの利用や、リムジンの送迎サービスなど、ゴールドカードと比べても遜色ないサービスが充実したカードです。
ブラックカードの主な付帯特典
- キャッシュバック還元率1.25%
- 電話（自動音声応答なし）＆メール対応、ライブチャット機能付きコンシェルジュサービス
- ネットワーキング特化型ソーシャルアワー
- リムジンの片道無料送迎（往路のみ）
- プライオリティパス
- 最⾼2億円の海外旅⾏傷害保険⾦
- レストランのアップグレード
- レストラン所定コース2名予約で1人無料
- カフェ・ワインバー優待
- 映画鑑賞券のプレゼント2枚まで/月
- 国立美術館の無料鑑賞（所蔵作品展・企画展 *金曜日限定）
ゴールドカード – Mastercard® Gold Card™
申し込みできるカードの中では、最上位クラスのカードです。オスカー像やNASA発注品を手がける製造会社によって創り出された24金コーティングが、唯一無二の輝きを放ちます。また、落ち着きのあるエレガントを演出するローズゴールドの色も選べます。年会費は本カード会員220,000円（税込）。ポイント還元率1.5%と高いうえに、豪華な優待が充実しており、年会費以上の価値を得ることができるでしょう。
ゴールドカードの主な付帯特典
- キャッシュバック還元率1.5%
- 電話（自動音声応答なし）＆メール対応、ライブチャット機能付きコンシェルジュサービス
- ネットワーキング特化型ソーシャルアワー
- ラグジュアリーカード会員に向けた自社サービスの無料告知
- リムジンの片道無料送迎（往路、もしくは復路）
- プライオリティパス
- 最⾼2億円の海外旅⾏傷害保険⾦
- レストランのアップグレード
- レストラン所定コース2名予約で1人無料
- カフェ・ワインバー優待
- 映画鑑賞券のプレゼント3枚まで/月
- 国立美術館の無料鑑賞（所蔵作品展・企画展）
まとめ
法人カードは、法人代表者や個人事業主の方にとって、メリットの多い便利で魅力的なカードです。法人カードを活用すれば、煩雑な会計処理やチェック作業の手間を大幅に省くことができるようになり、業務の効率化を実現できます。ポイント還元率の高い法人カードを使えば、キャッシュバックによりコスト削減も図れるでしょう。法人カードの平均的なポイント還元率は0.5％ですが、ラグジュアリーカードは1.0〜1.5%と業界最高水準を誇ります。さらに、他のプラチナカードを大きく凌ぐ、上質な特典・サービスが付帯されているのが魅力です。最初の1枚となる法人カードをお探しの方はぜひご検討ください。
記事監修：消費生活ジャーナリスト 岩田昭男
早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード＆電子マネー、スマホ決済の研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
公式サイト「岩田昭男の上級カード道場」ではクレカなどキャッシュレスの情報発信を定期的に行う。
主な著書
「Suica一人勝ちの秘密」（中経出版・現カドカワ）
「信用格差社会」（東洋経済新報社）
他多数。また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
趣味は「猫」と「キートン」
