元・LEON編集者持田慎司さんによるコラム
〜ラグジュアリーカードを一年使ってみて素直に思ったこと〜

ラグジュアリーライフスタイル誌・LEONの編集者を経てフリーランスエディターになった持田慎司さんに、クレジットカード「ラグジュアリーカード」を実際に一年使ってみて思った感想をお聞きしました。

初めまして、持田慎司です。1983年生まれで大学卒業と同時に出版社の門を叩き、その後ラグジュアリーライフスタイル誌・LEONの編集者を経てフリーランスエディターになったボクは、古巣であるLEONのとある記事をきっかけにクレジットカード「ラグジュアリーカード」を持つことに。このカードを実際に一年使ってみて思ったことをレポートしたいと思います。

ラグジュアリーカードを携えるようになって早一年、ボクが強く感じたことは以下の3つに集約されるのかと。①とにかく日常のいろんなことをサポートしてくるということ。そして②サポートされてこのカードを使うたびに、これまたいろんなざわめきが身の回りで起こるということ。最後に③そのざわめきが起こるたびに、(大抵の場合)ボクはちょっと鼻高々になれる、ということ。今回は、そのうちの①について語らせていただければと思います。

ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスの充実ぶりはすでに周知の事実かもしれないけれど、恥ずかしながらこの手のクレジットカードのコンシェルジュサービスをこれまで一切活用してこなかったボクにとっては、その至れり尽くせりなおもてなしはとても目ウロコなものでした。だって、電話一本で、レストランとか航空券のリストアップ&予約がしてもらえるなんて、感動しないほうがおかしくないですか?正直、「アシスタントとか秘書とかを雇うより、よっぽど費用対効果が高いじゃん!」なんて思っちゃいました。

さらにレストランの予約に関していえば、ジャンルに応じて好みのお店をチョイスしてくれる精度の高さも素晴らしいのです。気のおけない友人との飲み会だから一人5000円くらいの予算で、クライアントと会食だからフレンチのコースで1万5000円くらい、なんてオーダーをすれば翌日には数店分のリストアップがされるわけですが、そのなかで必ず1〜2軒はツボをついているところがあるから非常に重宝しています(正直、使い始めはさらに欲が出て「リストアップされたお店すべてがツボならいいのになぁ」と思ったこともあったけど、それはそれでちょっと気持ちが悪い気もするし意外性がまったくないのも面白味に欠けるので、この点に関しては声を小さくつぶやく程度の感想として)。

なかでも、ランチミーティングのリストアップをお願いしたときは大助かりでした。だって、ディナーに関しては職業柄一応チェックをしているけれど、“ランチに時間をかけて贅沢なひとときを”なんて優雅な生活は自分とは縁遠いから、恥ずかしながらまったくアテがなく……。しかもお店を検索する時間もないほどたまたま忙しいタイミングだったことも重なって、さあ大変。藁にもすがる思いで、コンシェルジュデスクへヘルプコールし、翌日に無事にお店の予約まで漕ぎ着けたときには、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

これまでは、ディテーとか飲み会の予約とかにしか使えないと思っていたけれど、発想次第でいかようにも活用範囲が広がるのもこのラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスの魅力なのです。